世界大百科事典(旧版)内のスミス,E.R.の言及
【教育評価】より
…それは教育測定の考え方が教育の中に〈数量化〉をもちこみ,客観テスト,標準テストの重要性を強調したのに対して,学習過程の評価のための事例研究法,観察法,生徒の自己評価の方法,教師自身の手になるテストの工夫など多様な手段で,生徒の学習状況を把握しようとするものであった。スミスE.R.Smith,タイラーR.W.Tylerらによって行われた〈8年研究〉は,その代表的なものである。 今日,教育評価の研究は,歴史的にみて,教育測定運動の時代,進歩主義教育協会Progressive Education Associationなどの手によって展開されたその批判の時代とならんで,第3の転換の時代にある。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」