スミッツ,J.(読み)すみっつ

世界大百科事典(旧版)内のスミッツ,J.の言及

【ベルギー】より

…一方,彼らに先立って,20世紀初頭ヘント近郊の小村シント・マルテンス・ラーテムSint‐Martens‐Latemに住みついた画家デ・サーデレールValerius de Saedeleer(1867‐1941)らの第1次〈ラーテム派〉は,自然と自国の伝統を糧として現実の中の神秘を描こうとした。アントウェルペン近郊で制作したスミッツJacob Smits(1855‐1928)の芸術にもこれに通ずるものがある。伝統といえば,迫真の写実と奔放な幻想が共にフランドル美術の特質であった以上,ベルギーがマグリット,デルボーというシュルレアリスムの大家を生んだことにはなんの不思議もない。…

※「スミッツ,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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