スモレンスキン,P.(読み)すもれんすきん

世界大百科事典(旧版)内のスモレンスキン,P.の言及

【シオニズム】より

…1881‐82年の激しいユダヤ人迫害(ポグロム)の波とツァーリズム政府の反動的な政策は,ユダヤ人解放の望みを打ち砕いた。ここに始まったユダヤ人の西ヨーロッパおよびアメリカへの大量移住と,因襲的・封鎖的なユダヤ人ゲットー社会の崩壊の開始とともに,ユダヤ人知識人のあいだにナショナリズムと同時に社会主義,さらに一種のロマン主義の混合し合った思想がひろがり,その具体的な実践としてピンスカー,スモレンスキンPerets Smolenskin(1842‐85)の呼びかけで青年・学生らによる〈シオンへの愛〉の運動が生まれた。彼らは小集団でパレスティナへ移住し,そこにユダヤ人入植地を建設しようとした。…

※「スモレンスキン,P.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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