スワデシュ,M.(読み)すわでしゅ

世界大百科事典(旧版)内のスワデシュ,M.の言及

【基礎語彙】より

…これにならい日本では英文学者の土居光知が1933年,《基礎日本語》(1000語,のち100語追加)を発表した。 これとは別に,アメリカの言語学者スワデシュMorris Swadesh(1909‐67)は1950年に〈基礎語彙〉の名を用いて,彼のいわゆる〈言語年代学glottochronology〉における核心的語彙,すなわち,社会的激変によってもあまり変動しない部分をさし,これは言語の差異にもかかわらず変化の速度が一定であるとの仮説を立てた。これは日本語などについても応用・検証されたが,なにを基礎語彙とみなすか,また比較言語学で同系性が証明されない言語間に,この方法を応用してよいかどうか疑問がもたれている。…

※「スワデシュ,M.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android