スーパークリティカル翼(読み)すーぱーくりてぃかるよく

世界大百科事典(旧版)内のスーパークリティカル翼の言及

【飛行機】より

… 高亜音速機や超音速機では翼型の選定も重要で,いろいろな研究がなされている。高亜音速ジェット輸送機用の翼型として広く使われるようになったスーパークリティカル翼supercritical wingと呼ばれる翼型もその一つである。これは,理論的に翼面上の風圧分布を計算し,高亜音速で翼面に衝撃波が発生して抗力が急激に増すマッハ数をできるだけ遅らせる(高くする)ようくふうしたものである。…

【翼】より

…また50年代末から,翼面の流速が多少音速を超えてもまだ強い衝撃波を発生させず,抵抗急増を遅らせることができる翼型が使われ始めた。ピーキー翼型peaky airfoil,スーパークリティカル翼型super critical wingなどがこれに属し,遷音速翼型とも総称される。 超音速飛行は1947年に実現した。…

※「スーパークリティカル翼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」