世界大百科事典(旧版)内の《ズレーカ・ドブソン》の言及
【ビアボーム】より
…またパロディ集として《クリスマスの花輪》(1912),エッセー集として《ビアボーム作品集》(1896),《ものさまざま》(1922)がある。小妖精のようにかれんな美女のために学府オックスフォード全体が翻弄されたあげく,思いを寄せた人々が落命するという喜劇的で,しかもいくぶん退廃的で残酷な小説《ズレーカ・ドブソン》(1911)は,E.ウォーやA.ハクスリーらの初期の作品に共通する要素をもつ。【出淵 博】。…
※「《ズレーカ・ドブソン》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」