セカール,B.(読み)せかーる

世界大百科事典(旧版)内のセカール,B.の言及

【臓器製剤】より

…去勢したオスのニワトリに睾丸を移植することによって,欠損した性徴を完全に回復させることができたのである。89年フランスの生理学者ブラウン・セカールが,イヌの睾丸のグリセリンエキスを自分に注射し,当時72歳であった彼が心身ともに活力を回復したと発表したことは有名である。この人体実験の結果は,今日の知識からは疑わしいが,ホルモンの製剤化と臨床応用への機運をつくった。…

※「セカール,B.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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