セキナガシ(読み)せきながし

世界大百科事典(旧版)内のセキナガシの言及

【筏】より

…伐木をこのような堰につぎつぎに送流し,適当な水量のところから1本ずつ流す。これまでの過程は,カワガリ(川狩)人夫である運材稼業者の手で行われ,その運材法をセキ(堰)ナガシ,クダ(管)ナガシという。水量豊かな本流の適地をアバ(網場)といい,網を張って集材する。…

【川狩り】より

…まず水の少ない狭い谷川の水上では単材で流さなければならないが,これを一般にクダナガシ(管流)といった。場所によっては谷川の水をせき,そこにいったん集材してからせきを切って押し流す方法がとられたが,これはセキナガシ(堰流)と呼ばれていた。滋賀県朽木(くつき)谷の安曇(あど)川筋でサルナガシ(猿流)といわれたのは,堆積した単材を鳶口(とびくち)で下流へ押し流すとき,その格好が猿の動作に似ていたからである。…

※「セキナガシ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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