世界大百科事典(旧版)内のセグリゲーション法の言及
【ニッケル】より
…ケイ質鉱は二酸化ケイ素SiO230~45%,酸化マグネシウムMgO18~30%,鉄10~20%,結晶水10~15%を含む。現地での選鉱の方法が種々研究されているが,セグリゲーション法が有望である。これは原鉱を乾燥後,塩化カルシウムとコークス粉を混合して950℃くらいで焙焼(ばいしよう)してニッケルを回収する方法で,ニッケルは一度塩化物となり,これを水分とともにコークス上で加熱,還元してニッケルとしたのち,磁力選鉱によってシリカを分離するものである。…
※「セグリゲーション法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」