セッケン浮選(読み)せっけんふせん

世界大百科事典(旧版)内のセッケン浮選の言及

【浮遊選鉱】より

…ジチオリン酸塩はエロフロートAerofloat(アメリカン・シアナミド社)の商品名で広く知られ,金や銀を含む硫化鉱物の浮選などに使われている。カルボン酸による浮選は,この捕収剤が陽イオンとともにセッケンを作ることから,セッケン浮選soap flotationとも呼ばれている。セッケン浮選は銅,鉛,亜鉛などの炭酸塩鉱物の浮選,スズ,マンガン,鉄,チタンなどの酸化鉱物の浮選,鉄マンガン重石(Fe,Mn)WO4,灰重石CaWO4のようなタングステン鉱物の浮選をはじめリン灰石Ca5(F,Cl)(PO4)3,蛍石CaF2,重晶石BaSO4,セッコウCaSO4,方解石CaCO3など,広範囲の非硫化金属鉱物および非金属鉱物に利用されているが,選択性が低い。…

※「セッケン浮選」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む