セディバ猿人(読み)セディバエンジン(その他表記)Australopithecus sediba

知恵蔵mini 「セディバ猿人」の解説

セディバ猿人

学名「アウストラロピテクス・セディバ」。200万年前に生息していたヒト科絶滅種初期人類の祖先とされ、直立歩行が可能でありながら、樹上生活をしていたと考えられている。南アフリカの「人類のゆりかご(Cradle of Humankind)」として知られる化石発掘地帯から、2008年以来、頭骸骨が4体分見つかっていたが、12年7月、ほぼ完全な全身骨格が発見されたとの発表があり、研究進展が期待されている。

(2012-07-17)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む