セディバ猿人(読み)セディバエンジン(その他表記)Australopithecus sediba

デジタル大辞泉 「セディバ猿人」の意味・読み・例文・類語

セディバ‐えんじん〔‐ヱンジン〕【セディバ猿人】

アウストラロピテクスセディバ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「セディバ猿人」の解説

セディバ猿人

学名「アウストラロピテクス・セディバ」。200万年前に生息していたヒト科絶滅種初期人類の祖先とされ、直立歩行が可能でありながら、樹上生活をしていたと考えられている。南アフリカの「人類のゆりかご(Cradle of Humankind)」として知られる化石発掘地帯から、2008年以来、頭骸骨が4体分見つかっていたが、12年7月、ほぼ完全な全身骨格が発見されたとの発表があり、研究進展が期待されている。

(2012-07-17)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android