世界大百科事典(旧版)内のセニブラの言及
【紙・パルプ工業】より
…また原木不足を補うため60年代後半から海外投資を積極化させ,海外でのチップ工場の建設や造林事業を始めた。ビッグプロジェクトとしては,ブラジルとの日伯プロジェクト(合弁会社セニブラ社のパルプ工場は1977年9月完成)が有名であり,また東南アジアでの造林事業,開発輸入(先進国が技術・資本を提供して発展途上国の商品生産を助成し,その商品を輸入するもの)も活発である。製紙メーカーは,チップ専用船を保有して輸送効率を改善するとともに,工場を内陸立地から臨海立地に変え,工場の規模を大型化した。…
※「セニブラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」