せり市(読み)せりいち

世界大百科事典(旧版)内のせり市の言及

【せり(糶∥競り)】より

…現品を指示して急速に取引をとり決めることが,なによりそこでは必要だったからである。江戸日本橋の魚市は,寛永年間(1624‐44)に問屋仲間をつくったが,せり市の確立は享保年間(1716‐36),六組問屋仲間の確定のころからであるという。大坂天満の雑喉場(ざこば)では,すでに承応年間(1652‐55)からせり市を開いている。…

※「せり市」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android