セルダーブ(読み)せるだーぶ

世界大百科事典(旧版)内のセルダーブの言及

【マスタバ】より

…その後東側に入口がつくられ,北東側に擬扉false door(死者と生者を結びつける,礼拝用の扉の形をした龕)が置かれ,小型葬祭室となった。第3王朝の終りころより十字形の室を墓壁内につくるようになり,第4王朝以後では墓内の室は発達し,回廊をもつものも現れ,祀堂の南または北側にセルダーブserdāb(死者の彫像を収めた密室。長方形ないし円形の覗き穴をもつ)がつくられるようになった。…

※「セルダーブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む