セーチ(読み)せーち

世界大百科事典(旧版)内のセーチの言及

【コサック】より

…中世末ロシアの南・南東国境の警備にトルコ系カザーク,ついでロシア人が配置されたが(〈町のカザーク〉),15世紀後半から役人や地主の圧制を逃れて国境を越えた逃亡農民などもカザークと称し,この〈自由カザーク〉がドン,テレク,ヤイク(ウラル)などの川岸に集まり,それぞれ16世紀のうちに,全員の集会(クルーク)とアタマンの選挙制をもつ独特の民主的・軍事的な組織をつくった。同じころウクライナにもコサックが生まれ,ドニエプル下流のザポロージエに本営(セーチ)がおかれた。コサックははじめ農耕を行わず,狩り,漁業,養蜂と,平原や河川での略奪をこととし,軽快な小舟を編成して時には黒海,カスピ海の対岸まで遠征した。…

※「セーチ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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