精選版 日本国語大辞典 「せ苦」の意味・読み・例文・類語
せ‐ぐる・しい【せ苦】
〘形口〙 せぐるし 〘形シク〙 こみあげて苦しい。胸苦しい。息苦しい。せぐりくるし。
※俳諧・一本草(1671)五「せぐるしや跡から老のとしのくれ〈未得〉」
※滑稽本・つべこべ草(1769)一「心にうつりゆかぬよしなし言を、そこはかとなく無理やりに、思案して書きつくれば、怪しうこそせぐるしけれ」
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