ゼーマン準位(読み)ぜーまんじゅんい

世界大百科事典(旧版)内のゼーマン準位の言及

【核磁気共鳴】より

1H核(プロトン)のようにI=1/2の核では,核磁気モーメントは磁場に平行(α状態)と逆平行(β状態)の二つの配向だけが許される(図1)。二つのエネルギー準位(ゼーマン準位という)の間のエネルギー差はここでγは核の磁石としての感度を表す磁気回転比で核の種類によって一定,hはプランク定数である。⊿Eはきわめて小さく,0.002J/molのオーダーにすぎない。…

※「ゼーマン準位」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む