世界大百科事典(旧版)内のソウザ,M.A.deの言及
【ブラジル】より
…当初は染料となる木パウ・ブラジルのみが輸出商品であり,インドなどアジアに関心をもつポルトガルはブラジルを軽視していた。1530年に王室はM.A.ソウザMartim Afonso de Sousa(1500‐64)に探検,入植を命じた。彼は32年サン・ビセンテのカピタニアを創設した。…
【ラテン・アメリカ】より
…【染田 秀藤】
[ポルトガル領ブラジル]
1500年,P.A.カブラルによって〈発見〉され,ポルトガル領となったブラジルはしばらく放置されていたが,その重要性が認識されるにつれ,ポルトガルの統制がしだいに強化された。1530年,王室はソウザMartim Afonso de Sousa(1500‐64)に探検と入植を命じ,植民地を15のカピタニア(カピタニア制)に分割した。サン・ビセンテとペルナンブコ以外のカピタニアの植民は失敗したので,49年サルバドルに総督府が置かれ,初代総督T.deソウザが派遣され,植民地支配に王室が直接乗り出すことになった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」