《そぞろ物語》(読み)そぞろものがたり

世界大百科事典(旧版)内の《そぞろ物語》の言及

【三浦浄心】より

…のち天海僧正に帰依し,入道して浄心といい,三五庵木算入道の戯号を用いた。慶長年間の世相の見聞を記した《慶長見聞集》の著者として知られるが,ほかに《北条五代記》《順礼物語》《見聞軍抄》《そぞろ物語》の著がある。とくに《そぞろ物語》(1641)は,慶長の江戸の風俗を克明に書いているが,歌舞伎,元吉原の遊女町,湯女,遊女の西国への追放などを記して,風俗資料としても貴重なものである。…

※「《そぞろ物語》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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