《ソビエト旅行記》(読み)そびえとりょこうき

世界大百科事典(旧版)内の《ソビエト旅行記》の言及

【反ファシズム】より

…このほか,従来右翼作家とみなされてきたモーリヤック,ベルナノスらがスペイン内乱の現実を目にして反ファシズムの陣営に加わったことも記しておこう。とはいえ,36年末刊行のジッドの《ソビエト旅行記》,そのころからしだいに西欧に広がりだしたソ連の粛清裁判への疑惑,さらに37年5月のスペイン共和政府内における共産党によるアナーキスト,トロツキストの粛清といった一連の事実が,共和政府側に不利に展開しだした戦局とともに,反ファシズム戦線に亀裂を生じさせていったことは否定できない。こうして38年9月のミュンヘン協定前後の,迫りくる世界戦争の危機をなんとしても回避しようという厭戦気分のなかで,西欧の反ファシズム運動は消滅していく。…

※「《ソビエト旅行記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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