世界大百科事典(旧版)内のソルニエ,J.の言及
【工場】より
…イギリスでは1820年代より鉄骨プレハブ建築の開発が始まるが,50年代には工場・倉庫を含む各種プレハブ建築が植民地に輸出されている。ヨーロッパ大陸ではフランスが特に技術が進んでおり,たとえばパリ東郊に建つムーニエのチョコレート工場(1872,設計ソルニエJules Saulnier)が現存する。アメリカでも同じころ急速に広まったが,なかでもニューヨークの鉄工場主ボガーダスJames Bogardusは,自分の工場を外壁まで全鋳鉄造として構法を工夫したほか,1840~60年代に高層の鉄骨造工場を多数建てた。…
※「ソルニエ,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」