世界大百科事典(旧版)内の《ソロモンの裁き》の言及
【オラトリオ】より
…前者は17世紀初めの典礼劇から発展し,G.カリッシミによって典型的な形になる。それは聖書の章句をパラフレーズした散文詩(創作詩も挿入)で,モノディ様式による劇的表現,合唱の重視を特色とする《イェフタ》(1650以前),《ソロモンの裁き》(1669)など。しかしこの伝統は,M.A.シャルパンティエによってパリに伝えられただけで,19世紀まで挙げるべき作品はない。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」