ソールズベリー聖歌(読み)そーるずべりーせいか

世界大百科事典(旧版)内のソールズベリー聖歌の言及

【イギリス音楽】より

…またこのほかに例外的なケースとして18世紀前半におけるヘンデルの活躍がある。
[最初の隆盛期]
 6世紀末にはアウグスティヌス(カンタベリー大司教)によってローマからグレゴリオ聖歌が伝えられたが,やがてイギリス独自の聖歌の伝統が確立され,少なくとも13世紀までにはいわゆるソールズベリー聖歌が成立するが,これは特に15~16世紀のポリフォニーに素材を提供している点でも重要である。また教会でのオルガン使用も早く,10世紀半ばにはウィンチェスター大聖堂に約400本のパイプを持つ大オルガンが設置されている。…

※「ソールズベリー聖歌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む