世界大百科事典(旧版)内のソーンズ,F.M.,Jr.の言及
【心臓カテーテル法】より
…ツィンマーマンH.A.Zimmermannは50年,動脈から逆行性に左心室に至るカテーテル法を行い,それがセルディンガーS.I.Seldingerの53年の経皮動脈穿刺(せんし)法に受けつがれて,左心カテーテル法が確立した。また同年ソーンズF.M.Sones Jr.らによって,心臓の外側をおおって走る冠動脈に大動脈基始部から挿入する選択的冠動脈造影法が考案された。
[カテーテル各種]
心臓カテーテル法は先に述べたように,右心カテーテル法と左心カテーテル法に大別され,それぞれの目的に合わせて各種のカテーテルが考案されている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」