世界大百科事典(旧版)内のタイミンセッコクの言及
【デンドロビウム】より
…このほか,多少垂下ぎみの茎の各節に短い花序を出すものに,デンドロビウム・アグレガトゥムD.aggregatum Roxb.(ミャンマー,中国南部原産),デンドロビウム・ファルメリD.farmeriRoxb.(ヒマラヤからミャンマーの山地原産),デンドロビウム・デンシフロルムD.densiflorum Wall.(ヒマラヤ原産),フチトリセッコクD.fimbriatum Hook.(ヒマラヤ原産),デンドロビウム・テュルシフロルムD.thyrsiflorum Reichb.f.(ヒマラヤからミャンマー原産)がある。またオーストラリア産の,茎の頂部から出る長い花序に総状に多数の花をつけるタイミンセッコクD.speciosum Smith,やはり総状花序に少数の花をつけるデンドロビウム・キンギアヌムD.kingianum Lindl.などや,耐寒性のある日本産のセッコクも栽培される。 セッコク属は近縁の属がないため,属間交配はされていないが,多くの種間交配によって育成された園芸品種がある。…
※「タイミンセッコク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」