タックス・プライス(読み)たっくすぷらいす

世界大百科事典(旧版)内のタックス・プライスの言及

【所得税】より

…たとえば,所得税は負担感の厳しい税であるというデメリットは,納税者が自分の負担する税額をはっきりと意識し,民主政治における主権者としての責任感を高揚するに役立つかぎりは,むしろメリットである。民主政治における租税は公共サービスに対するタックス・プライス(租税価格)であるから,租税価格が高すぎるときには,投票プロセスを通じて財政規模を縮小するようなメカニズムが働く。逆に比較的安いときには,財政規模の拡大が選ばれよう。…

※「タックス・プライス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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