《タットバ・アルタ・アディガマ・スートラ》(読み)たっとばあるたあでぃがますーとら

世界大百科事典(旧版)内の《タットバ・アルタ・アディガマ・スートラ》の言及

【ウマースバーティ】より

…別名ウマースバーミンUmāsvāmin。ジャイナ教教義の綱要書《タットバ・アルタ・アディガマ・スートラ(真理の意味を理解するための経)》の著者として,広くその名を知られる。本書は,その冒頭に〈正しい信仰・知識・行為が解脱(げだつ)への道である〉と述べ,全10章のなかにジャイナ教独自の認識論,宇宙論(世界観),存在論,解脱のための実践論などを順次概説して,業(カルマ)に束縛された霊魂(ジーバjīva)がいかにすれば解脱(モークシャ)を得ることができるかを説き示している。…

※「《タットバ・アルタ・アディガマ・スートラ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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