世界大百科事典(旧版)内のタットン,A.E.H.の言及
【タットン塩】より
…成分塩の1対1モル比混合水溶液の蒸発により得られる。1900年前後にイギリスのA.E.H.タットンがこれと同系列の塩について広範な研究を行ったので名づけられた。マグネシウムの代りに2価陽イオンの亜鉛,カドミウム,鉄,コバルト,ニッケル,アンモニウムの代りに1価陽イオンのカリウム,ルビジウム,セシウム,タリウム等がおきかわった一般式MI2SO4・MIISO4・6H2O(MI=1価陽イオン,MII=2価陽イオン)で表される塩もタットン塩と総称される。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」