世界大百科事典(旧版)内のタマシェクの言及
【ベルベル諸語】より
…モロッコでは,リフ山地の多くの方言(Riff),タマジット語Tamazight,シルハ語Shilhaがあり,モーリタニアに入ってゼナガ語Zenagaがある。また,サハラからナイジェリア,マリにかけての広い地域に分布しているトゥアレグ族の言語(タマシェクTamashekと呼ばれる)は,独自のティフィナグ文字という文字体系をもっている。死語となった,カナリア諸島のグアンチェ語Guancheは,口笛を用いて発話することができ,長距離通信に役立たせていたといわれる。…
※「タマシェク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」