タルペイウス岩壁(読み)たるぺいうすがんぺき

世界大百科事典(旧版)内のタルペイウス岩壁の言及

【タルペイア】より

…細部に各種の異伝を含みつつ長く伝えられた。タルペイウスはユピテル神殿のそびえるカピトリヌス丘の古名(元は在地の神の名か?)で,丘の南側断崖が後までタルペイウス岩壁と呼ばれた。ここから突き落とす刑罰が古くは内通・偽証の罪人に,帝政期には皇帝侮辱犯に課せられたので,刑罰と丘の古名から裏切り女タルペイアの伝説が生まれたのであろう。…

※「タルペイウス岩壁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android