タンデム自転車(読み)タンデムジテンシャ(その他表記)tandem bicycle

デジタル大辞泉 「タンデム自転車」の意味・読み・例文・類語

タンデム‐じてんしゃ【タンデム自転車】

タンデム1

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「タンデム自転車」の解説

タンデム自転車

複数の人が縦方向に並んだサドルにまたがり、それぞれにペダルを漕いで走行する自転車のこと。通常2人乗りだが10人乗りという実験的なものまである。2人乗りでは2輪車が多いが、3輪を使うもの、補助輪付きのものなども販売されている。1人乗り自転車より強い推進力が得られ、タンデム自転車を用いた自転車競技(タンデムスプリント)がある他、後方ペダルに視覚障害者が乗りタイムを競うものもパラサイクリングの一つとして実施されている。日本では、長野県軽井沢を筆頭とする一部観光地やイベントなどでのみ使われていたが、2015年8月1日現在、障害者の利便性などを考慮して各都道府県の「道路交通規制」により、山形群馬新潟・長野・愛知兵庫・広島・愛媛・佐賀・宮崎の10県で2輪タンデム自転車での公道全般の走行が認められている。

(2015-11-11)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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