ダイナミックポラリゼーション(読み)だいなみっくぽらりぜーしょん

世界大百科事典(旧版)内のダイナミックポラリゼーションの言及

【核整列】より

z軸に対してスピンの向きが平行あるいは反平行にかたよっているとき,その整列を偏極またはポラリゼーションpolarizationと呼び,z方向と-z方向には等しいが,x,y方向には異なる分布をもつ整列をアラインメントalignmentと呼ぶ。核整列を起こさせるには大別して,(1)核磁気モーメントに核外から磁場をかけ,ゼーマン効果などを起こさせたうえで低温にし,熱平衡状態を実現させることによる方法,(2)ある核子と電子の系に過渡的に整列の現れるのを利用する方法,(3)低温で電子スピンを整列させ,核スピンと電子スピンの相互作用を利用し,両者に同時反転を起こさせ,これによって非平衡状態として整列を実現するダイナミックポラリゼーションの方法,(4)核反応の残留核による方法などがある。(1)の熱平衡法では適当な緩和時間をもつ系に強力な外部磁場と極低温を用いることがまず考えられる。…

※「ダイナミックポラリゼーション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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