だて者熱(読み)だてしゃねつ

世界大百科事典(旧版)内のだて者熱の言及

【デング熱】より

…ウイルスは長さ15~33nmのフラビウイルスで,潜伏期5~8日の後,突然の高熱,悪寒,激しい頭痛,背や四肢の疼痛で発症する。とくに筋痛や関節痛がひどいために骨折熱breakbone feverとか,関節痛によって〈気どった〉歩き方になるため〈だて者熱dandy fever〉などともいわれる。発熱は2~3日続き,いったん下熱した後,2日ほどして再び発熱する2相型を示し,数日後に分利下熱(大量の発汗を伴って急速に下熱すること)するが,病型によっては2相型を示さないものもある。…

※「だて者熱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」