世界大百科事典(旧版)内のダナキル山地の言及
【アファル低地】より
…アファル低地はアラビア半島がアフリカから分離してできた海底で,紅海の一部であり,今なお海底拡大が起こっている地域である。紅海やアデン湾に接するダナキル山地とアイシャ山地が隆起したために,数万年前以来干上がってアフリカの一部となっている。低地の大部分が岩塩やセッコウなど,海水の蒸発によって堆積したとされる厚さ900m以上の層で覆われているのも,かつて海底にあった証拠の一つである。…
※「ダナキル山地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」