ダブルベース無煙火薬(読み)だぶるべーすむえんかやく

世界大百科事典(旧版)内のダブルベース無煙火薬の言及

【無煙火薬】より

…89年イギリスのアーベルF.Abelは窒素量13%以上のニトロセルロースとニトログリセリンの混合物をアセトンで練って成形し,溶剤を飛ばして無煙火薬をつくり,これをコルダイトCorditeと命名した。バリスタイトやコルダイトは今日のダブルベース無煙火薬の原型となった。第2次大戦中,ドイツとイギリスでは無煙火薬にニトログアニジンを加える研究が行われ,砲腔内の焼食を抑制し,砲口炎を少なくすることに成功した。…

※「ダブルベース無煙火薬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android