世界大百科事典(旧版)内のダモーダル河谷総合開発の言及
【ダモーダル[川]】より
…全長541km,流域面積1万2000km2。インド亜大陸のなかでは小規模の部類に属するが,1948年に始まるダモーダル河谷総合開発Dāmodar Valley Corporation(DVC)によってよく知られる。元来この流域の荒廃はひどく,モンスーン期には激しい土壌の流亡と大水害が頻発し,〈悲劇の川〉ともいわれていた。…
【治水】より
… 洪水調節のための治水は,1947年のインド・パキスタン分離独立とともに始まるといってよい。インド共和国では,早くも48年に洪水調節を重要目的とするダモーダル河谷総合開発が着手された。また,54年の大洪水を契機に全国治水計画が策定された。…
※「ダモーダル河谷総合開発」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」