世界大百科事典(旧版)内のダーニシュメンドの言及
【ダーニシュメンド朝】より
…11世紀末より12世紀後半まで小アジアのカッパドキアを支配したトルクメン系王朝。始祖ダーニシュメンド(?‐1104)以降歴代君主はガージー(イスラムの信仰戦士)として西欧十字軍勢力やビザンティン帝国と戦った。しかし,12世紀半ば王統が分裂し,1178年には最後に残ったアナトリア南東部マラティヤの町を統治していた王統が,ルーム・セルジューク朝のスルタン,クルチ・アルスラン2世に下って王朝は消滅した。…
※「ダーニシュメンド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」