チェルトムルイク(読み)ちぇるとむるいく

世界大百科事典(旧版)内のチェルトムルイクの言及

【スキタイ文化】より

…この時期には豪華な副葬品を伴った王墓が多数造営された。なかでも有名なのは,ケルチ近郊のクリ・オバ,ドニエプル川下流ニコポリ近郊のチェルトムルイク,ソローハ,トルスタヤ・モギーラなどの諸高塚で,人馬の殉葬を伴い,ギリシア神話やスキタイの風俗を表した金銀装飾の武器,装身具,容器が出土した。これらの作品の多くはスキタイ向けにつくられた輸入品であり,ボスポロス王国(一説によればトラキア)の工匠の作品とされている。…

※「チェルトムルイク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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