世界大百科事典(旧版)内のチオルコフスキーの関係式の言及
【ロケット】より
…全体としての運動量は一定に保たれるから, mdv+Cdm=0の関係が成り立つ。比推力型ロケットではCは一定とみなせるから,dv=-Cdm/mを積分した関係として,質量比λ(ロケットの各段につき,推進材の使用前後の質量をmi,mfとして,λ=mi/mfで定義される)を用い, ⊿V=Clogeλというチオルコフスキーの関係式が得られる。この場合,推進材を使い切ることで,ロケットの速度は質量比の自然対数に噴射速度を乗じたぶんだけ増速される。…
※「チオルコフスキーの関係式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」