チマツリ(読み)ちまつり

世界大百科事典(旧版)内のチマツリの言及

【イノシシ(猪)】より

… 猪は肉が美味で獣害防除にもなるため古くから狩猟対象となり,その伝承も庶民の間には広く存在するが,とくにこれを山の神の賜物として感謝する儀礼が各地に存在し,また,この捕獲をもって成年男子としての資格とみなした祝賀の儀礼も存在する。前者に属するものとしては,野猪をたおしたあと,その耳の先端,背筋の怒り毛などを切り取って木の枝にはさみ山の神に供えるケマツリや,内臓の一部(主として肝臓,または心臓),あるいは血を紙に浸したものを山の神にささげるチマツリがある。後者の場合にはきばや下顎骨を射止めた者に与え,また肉や内臓を煮たり焼いたりして酒を買い狩仲間にふるまうのが一般的であった。…

※「チマツリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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