世界大百科事典(旧版)内のチャダウジ湾の言及
【ナホトカ】より
…ロシア連邦の沿海州,アメリカ湾に臨む港湾都市。極東地方における漁業中心地の一つで,シベリア鉄道支線の起点でもある。人口16万5500(1992)。1万トン級の船舶の横付け可能な水深をもつ天然の良港で,市名はロシア語で〈掘出物〉の意。第2次世界大戦中に同盟国アメリカからの軍需物資を陸揚げする必要に迫られ,急きょ開港した。船舶修理工場,ブリキ缶工場,漁業コンビナートのほか,近くのチャダウジChadaudzh湾にロシア領極東地方最大の製油所があり,市内には航海学校,映画技術学校もある。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」