世界大百科事典(旧版)内のチャモロ,E.の言及
【ニカラグア】より
…セラヤ大統領の辞任もアメリカの圧力によるものであったが,1910年には内戦の一方に荷担し,保守党のディアスAdolfo Díaz政権(1911‐17)を守るため,12年にアメリカ海兵隊が使われている。アメリカはニカラグアでの利権を拡大するとともに,16年にブライアン=チャモロ条約を結んで,地峡横断運河の建設権と,フォンセカ湾などでの海軍基地建設権を入手した。この条約を締結した保守派のエミリアーノ・チャモロEmiliano Chamorro(1871‐1966)と彼のおじのディエゴ・マヌエル・チャモロDiego Manuel Chamorroは1917‐23年にわたって大統領を務めている。…
※「チャモロ,E.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」