チャルカス(読み)ちゃるかす

世界大百科事典(旧版)内のチャルカスの言及

【アウディエンシア】より

…メキシコ市とリマのアウディエンシアは前者に属し,それ以外のアウディエンシアは後者に属し,その長官はそれぞれの管轄区域の総督および総監の職務も遂行した。キトとチャルカス(現,ボリビアのスクレ)のアウディエンシアの長官は副王から独立した支配権を行使し,行政責任をも負っていたので,とくにその管轄区はプレシデンシアと呼ばれた。もっとも植民地時代を通じてその管轄区域,法的地位と所在地が一定していたわけではない。…

【スクレ】より

…人口14万4994(1993),標高2600m。ラ・プラタ,チュキサカ,チャルカスの名で呼ばれたが,1839年から初代大統領にちなんで現在名となった。ボリビア共和国の憲法上の首都で,最高裁判所があるが,他の政治・行政機関は1900年以降ラ・パスに移された。…

※「チャルカス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android