世界大百科事典(旧版)内のチャン,M.C.の言及
【体外受精】より
…その方法としては,精子と卵子を採取し,卵子に希釈した精子浮遊液を添加,培養液中で受精させる。哺乳類の体外受精は,1950年M.C.チャンがウサギで成功したのが最初で,現在まで生児を得ているのは,ウサギのほかマウス,ラットのみである。ヒトの体外受精に関しては,1944年に卵割に成功し,71年R.G.エドワーズによって胞胚までの体外培養が可能になった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」