世界大百科事典(旧版)内のチュートン帝国の言及
【第2次世界大戦】より
…それは大陸を制覇した後,残されたアメリカ,イギリス,日本という三つの〈世界強国〉と並ぶものでなければならず,後の世代のこととはいえ,世界支配をめぐる決戦に耐える帝国でなければならなかった。〈ドイツ民族のチュートン帝国〉はアメリカ世界帝国との最終決戦に備え,それを打ち破らねばならなかったのである。 しかし〈大陸帝国〉から〈世界帝国〉へという対外膨張構想をもつヒトラーは,その帝国の支配原理を人種主義に求めていた。…
※「チュートン帝国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」