チューリヒ金市場(読み)ちゅーりひきんしじょう

世界大百科事典(旧版)内のチューリヒ金市場の言及

【金市場】より

…金地金がまとまって取引され,その取引価格が他の取引への指標として影響していく市場をいう。代表的なロンドン,チューリヒ,香港,ニューヨークの各金市場が,四大金市場と称される。1971年8月15日のニクソン・アメリカ大統領の金とドルの交換停止声明(いわゆるニクソン・ショック)によって金は国際通貨の地位から解き放たれ,インフレや国際政治・経済情勢を反映して激しく変動する国際商品としての性格を強めるとともに,四大市場を中心に金市場は連動性を高め,拡大を速めている。…

※「チューリヒ金市場」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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