チョウセンノギク(読み)ちょうせんのぎく

世界大百科事典(旧版)内のチョウセンノギクの言及

【キク(菊)】より


【栽培ギク】
 花のきれいなキク属Chrysanthemumの総称名として,いろいろな種をまとめてキクと呼ぶが,狭義にはそのなかで主として花を観賞する東アジア原産の栽培ギクをさす。中国や日本やアメリカで広く栽培されるこのキクの基本種は,唐時代かまたはその少し前に,中国の中部でチョウセンノギクC.zawadskii var.latilobum Kitam.とシマカンギクC.indicum L.が交雑されてできた雑種であるといわれる。葉がクワの葉に似ているところから,この栽培ギクはC.morifolium Ramat.(morifoliumはクワ属Morusのような葉の意)と名づけられている。…

【ハマギク(浜菊)】より

… 栽培のキクは多年草であるが,野生のものはない。1500年以前に中国でチョウセンノギクC.zawadskii var.latilobum (Maxim.) Kitam.とシマカンギクとの交配したものから改良された園芸植物と考えられている。【小山 博滋】
[薬用]
 シマカンギクの頭状花を菊花(きくか)という。…

※「チョウセンノギク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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