チリカラ連(読み)ちりかられん

世界大百科事典(旧版)内のチリカラ連の言及

【長唄】より

…また,長い間,市川家荒事舞踊の伴奏音楽をつとめていた大薩摩節が衰退し,1826年(文政9)その家元権が4世杵屋三郎助(のちの10代目杵屋六左衛門)に預けられた結果,大薩摩節の旋律を加味した長唄が積極的に作曲されるようになった。なお,天明期(1781‐89)から文化期にかけて,初世鈴木万里らによって江戸長唄が上方に紹介・普及された結果,文化年間には大坂に〈チリカラ連〉と呼ばれる江戸長唄愛好者の団体が生まれた。この期の唄方には2世芳村伊三郎,2世芳村伊十郎,初世富士田千蔵,三味線方に9代目杵屋六左衛門,2世杵屋正次郎,4世杵屋三郎助,囃子方では4世望月太左衛門,4世田中伝左衛門らが活躍している。…

※「チリカラ連」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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