世界大百科事典(旧版)内のちりとりの言及
【箒】より
…塵やごみを掃く道具。羽掃き(ははき)あるいは葉掃きの転といわれ,古代から使われている。素材により,わらの芯の藁芯箒,シュロ皮の棕櫚箒,モロコシの蜀黍箒,ホウキグサの草箒,竹箒,羽箒などがあり,用途により座敷箒,庭箒,手箒などがある。手箒にはかまどの煤を払う荒神箒などもある。また庭箒の一種の熊手は,割竹の先端を曲げて熊手状に束ねて長い竹の柄をつけたもので,落葉などを搔き集めるのに使う。箒といっしょに使われるのが塵取りとはたきであるが,塵取りは古くからあり,中世の絵巻などに描かれている。…
※「ちりとり」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」