チーマ,G.P.(読み)ちーま

世界大百科事典(旧版)内のチーマ,G.P.の言及

【ソナタ】より

…(2)旋律と通奏低音のための2声部で書かれた独奏ソナタ 独奏楽器(おもにバイオリン)と二つの通奏低音楽器(チェロなどのバス楽器と和声充塡のための鍵盤楽器)の計3人で演奏される。バロック初期から存在し,ミラノのチーマGiovanni Paolo Cima(1570ころ‐1622以後。作品の出版1610)やベネチアのマリーニBiagio Marini(1587ころ‐1663。…

【バイオリン】より

…その主要な楽曲形式は通奏低音付きのソナタであった。この方向への第一歩を踏み出したのが,チーマGiovanni Paolo Cima(1570ころ‐?)によるバイオリンを含むトリオ・ソナタ(1610)と通奏低音付き独奏ソナタ(1620)である。この発展は,フォンタナGiovanni Battista Fontana(1630ころ没),マリーニBiagio Marini(1587ころ‐1663),ビターリなどに受け継がれ,有名な〈ラ・フォリア〉の主題による変奏を含むコレリのソナタ集(作品5。…

※「チーマ,G.P.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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